のれんの防炎認定について

対象になっている施設でのれんを使う場合で、防炎対象物品が
含まれていると必ず防炎加工が必要で、縦の長さが1m以上の
のれんやのぼり、タペストリーに絨毯などです。

義務付けされてない施設だからといっても防炎加工をしなくて良いわけでもなく、
火を取り扱う店なら防炎加工をした製品を使った方が良いです。

地域やイベントによっては防炎加工に関した規定が違うこともあるので、
それぞれの責任者へ確認したほうが確実です。

撥水加工のされたのれんを選ぶという事も一つのポイント

屋内で使うのれんは、防炎性能を有する防炎製品を使うことが
義務付けされていて、(公財)日本防炎協会より防炎認定を
取得したものを使います。


この加工がされている場合はラベルが貼り付けてあり、
炎を近づけても燃えにくくて火を遠ざけると自己消化もするので
簡単に燃え広がることがありません。

布製品だと洗うと防炎の効果がなくなるものと、洗ってもなくならないものがあり、これも生地によって違います。

例えば帆布・ポプリン・エステル天竺だと水洗いが出来る
防炎加工になっていて、室内で長く使うなら洗えるタイプの方が便利です。

また、公益財団法人日本防炎協会が設定している防炎性能基準を
満たしている製品や材料だと、防炎性能の証明としてラベルも付けられます。

防炎加工がしてないのれんを後防炎加工する

防炎加工が義務付けされているところで使いたいのれんが、
防炎加工してない場合でも後防炎加工をすることは可能です。

ただ、消防法の基準を満たす加工をするには消防庁に認可された店舗へ
依頼しないといけません。費用は素材やサイズによって違い、
長さ1mで幅が1.8mの綿のれんだと大体3,000円で対応してくれます。

消防法の基準を満たしていることを証明するラベルを付けるには
追加料金がかかったり、希望次第で処理に関した報告書・加工時の
チェックリストをくれるサービスを1,500円ぐらいで提供してくれます。

ただ、プリントなど水分を吸わない加工だと防炎が出来ないこともあるので注意です。

防炎加工のルール

後防炎加工は、業者へ依頼して加工・発送・納品までに時間がかかり、
これも依頼した業者や形状によって違いますが加工から戻ってくるまで
3日から1週間ぐらい必要です。

後付けだと既に店で使っている物へ行うので、店にあわせたデザインのままで使えます。

その場合だと加工費用だけかかるので、既製品を新たに買うよりも
安く済みますが、特殊な素材だと高額な金額や加工が出来ないこともあります。

もとから防炎ラベルが付いた商品だと在庫があるなら
1日から3日で納品も可能で、店から加工のために送る手間もないです。

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